私なりのパニック障害との付き合い方
こんばんは!超ド級の初心者ブロガーなちこです!
近頃寒さが急に強まって来てみなさん体調崩してませんか?
わたしはもともと持っていた、軽度のパニック障害が顔を出し始めました、、、
ん??寒さと、パニック障害って関係ある??って思う方もいるかもしれませんが、
わたしの中では大ありです!!!
パニック障害とは、症状はある程度似ていても発症する理由や発作の原因などは人それぞれだと思います。
パニック障害の原因、症状
そして、わたしなりの付き合い方を紹介していこうと思います。
パニック障害とは
まずはパニック障害とは何なのか、を説明していきます。
「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」を三大症状とする病気の事を言います。
まずパニック発作では、突然訪れる強い恐怖感や不安感などによって、動悸やめまい、呼吸困難などの症状がおこります。
これにより「自分は死んでしまうかもしれない」という恐怖を強く感じます。
この恐怖感は長くても10〜15分程度で終わります。
このようなパニック発作を繰り返すことで、また発作を起こすのではないかと心配することで
通常の社会生活が困難になることをを「予期不安」と呼びます。
さらに、パニック発作を発症すると次いつ起こるかわからない発作に備えて助けを得られない様な状況を避ける様になることを「広場恐怖」といいます。
このようなパニック障害とたたかう方は約100人に1人いると言われています。
さらに上記の症状が悪化することで、通常の社会生活が送れなくなりその結果、日常の質が著しく低下し「うつ病」を発症することもあります。
原因
実のところ、パニック障害のメカニズムや原因は完全には明らかになっていません。
危険な場面に遭遇したときにはたらく神経機能が異常をきたすとパニック障害が生じると考えられています。
過労や、睡眠不足、ストレス、体調不良などにより発作が起こることもあります。
また、ご家族に発作歴のある方がいると発症リスクが高まる様です。
治療方法
パニック障害の治療は、薬物療法と認知行動療法が中心となります。
認知行動療法とは、発作を恐れて広場恐怖を生じる状態を改善するために、
あえてこれまで避けていた環境に自分自身の身をおき、発作を起こすことなく行動できる範囲を徐々に広げていきます。
実際のところ、一番手っ取り早く症状を和らげるにはやはり薬に頼るのが一番だと思います。
わたしの症状経歴
わたしが、パニック発作を始めて発症したのは中学3年生15歳の頃でした。
高校の説明会に一人で参加した際に、あまりの人の多さに鼓動が一回大きく脈打ったのを今でも覚えています。
(漫画などでよくある、ドクンッ!みたいな表現が合うかも!)
その日は家に帰って休んでもとにかく体調が悪く、起き上がれなかったほどだったと記憶しています。
元々、人見知りの恥ずかしがり屋で人が多いところや初めて行くところが苦手ではありましたが
こんな些細なことで、簡単に発症してしまうんです。
その後、しばらくは大きな発作が起こることはありませんでしたが、
社会人になり、忙しさと過労でご飯が食べられなくなり激やせしたことでまた発作繰り返す様になりました。
この時、身長150㎝(決して高くない!見事に低い!)
体重は、、、36キロ〜7キロ程度
ダイエットなんてしませんから!
仕事がとにかく忙しくて、入社してからはじめての連休が年末年始でした、、、
アトリエ勤務だったので、3ヶ月休みなしなんて当たり前。徹夜バッチコーイ!な感じで
とにかく納期と数に追われていました。
特に、電車の中ではよく発作になりました。
電車は、自分の思った時に止まってはくれませんからね。
「具合が悪くなっても降りられない。」
ここから、予期不安が始まります。
「また具合悪くなったらどうしよう」
はい、立派な予期不安ですね。
これにより、まず電車の快速には乗れなくなりました。
10分も降りられないなんてありえない!!んです。真剣に死を覚悟したことが何度もあります。
その後、体調の加減によって各駅停車の一駅すらも乗れなくなりました。
そして、なるべく発作の起こる電車は乗らない様にしよう。となります。
これが「広場恐怖」です。
仕事に行けなくなったり遅刻することが多くなりました。
(あ、ちなみに予期不安になる頃には前職を辞めてもう少しホワイティな会社に転職してます)
ここで、わたしは初めてメンタルクリニックを受診しました。
わたしなりの付き合い方
当然、クリニックではすぐパニック障害の診断が下って、手っ取り早く投薬治療にかかりました。
(というか、薬がないと何もできないので認知行動療法なんて以ての外(笑))
で!す!が!
わたしはあまり薬の効きが良くなく、とにかく頻繁に薬を飲み、さらには薬が無くなりそうなことに恐怖を覚えてパニック発作。
この連鎖に陥りました。
まぁ、発作を起こされたことがある方の大半があるある〜ってなる話だと思います。
ここで、わたしは薬をやめました。
薬を飲んで症状を和らげて、認知行動療法にかかるなんて何年かかるんだ?
下手したら一生終わるわ!!(まじ大袈裟)
そう感じて、「とにかく思い込み療法」にかかりました。
思い込み療法とは(ここからは完全に自己流です。)
まずは、「発作はどんなに長く感じても15分程度で終わる。」これを頭に置くこと。
「死ぬわけじゃない。」「発作で死ぬことは絶対ありえない」
そう思うことで、少しでも心に安心感と心にゆとりを与えてとにかく必死で心を落ち着かせる事。
電車などであれば、具合が悪くて耐えられなくなったら「周りの人に話しかけよう!」
実際に話しかけたりなんて絶対しませんが、そう「思い込む」だけで、かなり楽になりました。
日本人はみんな優しいから、具合悪くなったら絶対誰か助けてくれる!!
自己中な「思い込み」ですが、予期不安の時は自己中くらいでいいと思います。
(実際に自己中心的な行動をするのはアウト。あくまでも思い込む!こと。)
そして、自分の生活改善を行うこと。
生活改善
まず、わたしは朝ごはんは食べない人でした。
元々食べることが面倒で大嫌いだったので、2日に1食とかもざらにありました。
(しかもラーメンとか)
こんな生活ではどう考えても健康ない生活はできません!絶対無理!
自分で思うよりエネルギー足りてないです!
なので、まずは朝ごはんをしっかり食べる!
と言ってもいきなり、白米、味噌汁、、、なんて食べられないのでとにかくフルーツでも、お菓子でも、なんでもいいので腹に突っ込む!
そして、思い込み療法!
「朝ごはん食べたんだから具合悪くなるわけないじゃん!」
これです(笑)
わたしは主に予期不安に強く悩まされていたので予期不安を防ぐために具合悪くなる理由を一つずつ潰していきました。
いまは、これに加えて必ず冷たいお茶を持って電車に乗るようにしています。
冷たいお茶を飲むと、すーっとして頭が冷める気がするんです。
少し具合悪くなってきたかも、、、
なんて気にし過ぎることもも勿論あるのでそんな時に冷たいお茶を飲んで、
「はい、これで具合悪いの流れた〜!!」って思い込むんです。
今のわたしは、これで電車にも乗れます。
なので基本的な日常生活には影響ありません。
まだ、飛行機は薬なしでは乗れませんが、、、
それぞれの付き合い方
ここまで長々とわたしの病歴(と、呼ぶほどではないですが)と自分なりの向き合い方と改善方法ですが、あくまでも自己流です。
しっかりと薬を飲んで、段階を踏んで治療していくのが一番だと思います。
ですが、もし薬が効かなくて悩んでいる方などがいたら、こんなやつもいるんだな〜程度の参考に成ると嬉しいです。
それでは!